小児がんの疼痛緩和を考えるシンポジウム            home
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肝芽腫ライン




 疼痛緩和についての質問
問題その1: 治療続行中に疼痛治療を本格的にする必要はない。 答えはここ
問題その2: 疼痛管理は主治医が考えれば充分である 
問題その3: ターミナルになったら痛くても仕方ない。
問題その4: 疼痛をコントロールするには眠くなるようにするしかない。
問題その5: 痛みで苦しんでいても、麻薬は中毒になるので子どもには極力使わないほうがよい。
問題その6: 疼痛管理について、それぞれの職分の中で話し合いをすべきだ。
問題その7: 疼痛管理で最大の効果を出すためには、職分や病院間を越えて知恵を出し合うことが大切だ

                           

     肝芽腫の会イメージ

 このシンポジウムは、同時期に肝芽腫の治療を受けていてその後旅経った2人のお子さんの対照的な疼痛管理をきっかけに始めました。
 2人とも主治医だけでは疼痛のコントロールができなくなりましたが、1人は主治医が疼痛管理の専門家である院外のペインクリニックと連携して最後までほとんど痛みもなく笑顔で過ごせ、そしてもう1人は痛みをコントロールできないまま旅経ちました。
 「小児がんが治っても治らなくても、治療を続けていても続けていなくても、頑張っている子どもたちが少しでも多く笑顔で過ごせるようにしてあげたい。」
 そのために立場の違いを超えて知恵を出し合っていけたら、というのが始まりです。

 『痛みを取る』という目的のためには「主治医と患者・親」、「同じ病院の医師と看護師」、「血液腫瘍科と他科の連携」だけではなく、時として他の病院との連携も必要となる場合があります。 そうした連携を築くために必要なことをひとつずつテーマにしながら、連携プレーができるようにするにはどうしたらよいかを、医師・看護師・患者が同じテーブルで意見を交換しあう場がこのシンポジウムです。

 第1回目は2008.1.19に神奈川県立こども医療センター内で開催されました。
 この時はシンポジウムの試みに賛同した医師(3つの病院の小児がんを診ている医師6名)、看護師(3つのこども病院から参加)、患者(2つの患者会から参加)が集まり、それぞれの立場で話し合いをしました。

 このシンポジウムに参加する医療者が増えて、さまざまな連携ができていくことを願っています。
 小児がん関係の医師(どの科でも歓迎です)・看護師(興味のある方ならどなたでも)・患者さんの参加をお待ちしております。

(2008.6 肝芽腫の会代表)

※2018年現在シンポジウムは開催されておりません。
※シンポジウム各回のポスターと「えがおロク」がクリックするとご覧になれます。
第1回シンポジウム
2008.1.19
第2回シンポジウム
2008.6.28
第3回シンポジウム
2009.1.17
. 第4回シンポジウム
2009.6.20
. 第5回シンポジウム
2010.2.13
えがおロクVol.1
第6回シンポジウム
.2010.7.4
えがおロクVol.2
第7回シンポジウム
.2011.2.19.
えがおロクVol.3
第8回シンポジウム
.2011.9.24..
えがおロクVol.4
第9回シンポジウム
.2012.3.3..
第10回シンポジウム
.2012.9.22..
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