12 1999.9/18 - 10/2 (入院158日目〜入院157日目) |
★ ちょっと寄り道(11) 元気のある貧血はよいのか悪いのか | |
大人は間違いなくそうですが、子どもでも貧血になればたていては元気がなくなります。元気がなくなってベッドにゴロンとしていたりおとなしくビデオをみていたりします。けれども中にはすごい貧血でも元気のありあまってしまう子どももいます。爽はまさにそのタイプでした。 真っ白な顔でも元気があると親も回りも何となく安心して「元気があっていいねぇ」といった気分になっているのですが、反面元気に走ったりしてしまうので大変なこともあります。 よく走り、よく転ぶのです。 当時はこれが貧血のせいだとは皆あまり気づかなかったのですが、後から考えるとあきらかに貧血のためのふらつきからくるものでした。 ただ当時はそのことに気づかなかったので、ちょっと目を離すと走り出して転び大きなこぶを作るという繰り返しで、私もそのたびに「親の監督不行き届き」みたいなことを言われ、落ち込みました。転んでこぶを作るのはたいてい血小板が少ない時でしたし、退院してからはそんなふうに転ぶことは滅多になくなりましたから、「あれは貧血のせいだったのでは・・・」と思い当たるようになりました。 当時そのことに気づいていても、急に走り出す子どもを一瞬たりとも目を離さずにいることは無理だったでしょうが、「この子は貧血でふらつく」ということを頭に入れていれば、もう少しこぶを作る回数は少なかったのではないかと思います。 もし現在治療中で貧血でも元気いっぱいのお子さんをお持ちの方は、「元気でもふらつく」と言うことを頭の片隅においていれば私ほど子どもにこぶを作らせることはないと思います。 (2008.2.14) |
★1999.9.18(土) こども医療センター入院 158日目 Bランク | |
[状態] |
★1999.9.19(日) こども医療センター入院 159日目 Bランク | |
[状態] [処置] |
★1999.9.20(月) こども医療センター入院 160日目 外泊 | |
AFP 13 |
★1999.9.21(火) こども医療センター入院 161日目 帰院のち外泊 | |
[処置] |
★1999.9.22(水) こども医療センター入院 160日目 外泊 | |
[状態] |
★1999.9.23(木) こども医療センター入院 163日目 第6回抗がん剤投与開始 | |
[状態] |
★1999.9.24(金) こども医療センター入院 164日目 第6回抗がん剤投与2日目 | |
[状態] |
★1999.9.25(土) こども医療センター入院 165日目 第6回抗がん剤投与3日目 | |
[状態] |
★1999.9.26(日) こども医療センター入院 166日目 第6回抗がん剤投与4日目 | |
[状態] |
★1999.9.27(月) こども医療センター入院 167日目 外泊 | |
AFP 18(↑) |
★1999.9.28(火) こども医療センター入院 168日目 外泊 ・ 一時帰院 | |
[状態] |
★1999.9.29(水) こども医療センター入院 169日目 外泊 | |
[状態] |
★1999.9.30(木) こども医療センター入院 170日目 帰院のち外泊 | |
AFP 20(↑)
[状態] |
★1999.10.1(金) こども医療センター入院 171日目 外泊 | |
[状態] |
★1999.10.2(土) こども医療センター入院 172日目 外泊 | |
[状態] |