19    2000.1.2-1.15  (入院264日目〜277日目)


★ ちょっと寄り道(18) 自習をお願いします
妙なタイトルなんですが・・・。

肝芽腫だけに限らず小児がんだけに限らず大人のがんでもそうなんですが、『がん』という病気は『退院イコール克服』という単純な図式が成り立たない病気です。『クール入院』と言って治療の時だけ入院してあとは自宅で次の治療まで待機している状態だったり、本当に退院しても『治っているのかどうかは最低5年は経たないと分からない』病気なんです。
でも、世の中これだけがんに関する情報があふれているように見えても「退院イコール完治」と思っている人が圧倒的に多く、退院すれば順調に日々ぐんぐんと快復にむかって一直線・・・というのが当然のように思っている人がほとんどなのです。
でもがん患者に関して言えば、大人の場合は本人が、肝芽腫のような小さな子の場合は親がそういった誤った思い込みによって発せられたことばに強いストレスと疲労感を感じることが多くあります。

まあ友達くらいだったら話をしないという手もありますが、身内からの質問にはそういうわけにもいかず、こちらも「身内なんだしよく分かってもらいたい」という気持ちもあるのでそのつど丁寧に状況を説明するのですが、次に電話がかかってきた時に、「前回の話を全く覚えていない人が多くて困る」という話をよく聞きます。
私自身も『AFP』の説明と『骨髄抑制中』の説明を質問した身内全員にたぶん3回以上説明しているように記憶していますが、「前にもちゃんと説明したじゃん」と思うたびにどっと疲労感に見舞われ、電話がなるたびにため息が出たのを思い出します。闘病がうちよりもずっと長い子の親だと、それこそ「いちいち説明すること自体がこの疲労した状態ではもう面倒で無理」となってしまいます。
それ、すごくよくわかるんですよね。
『外泊』してても具合がよいからとは限らず、病気自体がよくなっているからとも限らず、骨髄抑制に向かう途中であれば見た目の具合はむしろ日々悪くなっていくわけです。でも爽が入院していた病院のように、『治療のない時は基本的に外泊させる』という方針のもと、しょっちゅう『外泊』していると、「外泊してるし手術も成功してるんだから、よくなってるんでしょ!」とAFPが一進一退で精神的に非常に辛い時期に当たり前のように言われたりすることもあり、私の場合精神的肉体的疲労の極致にあったこの時ばかりは「この人との精神的な縁は完全に切れた」と思いました。逆に状態のすごくよい時にだけ身内に会わせた子の親は、「なんだ、元気なんじゃない」と言われ、「なんだとはなんだ!!」と無神経な言動に憤りを覚えてさらに疲労が募ったそうで、この手の話は『小児がんの子の親に聞けば聞いた数だけある』んじゃないかと思うほどです。

大人だとこれを感じるのが親ではなく闘病して身体がしんどい当の本人になるわけなので、よけい大変だろうと思います。
私が去年卵巣嚢腫の手術で入院した時の同室に卵巣がんの方がいて、その方がご主人や近い身内から「あれを飲め、これを食べろ」と骨髄抑制で辛いときにいろいろ言われ、「心配してくれている気持ちは分かる。私だってたくさん飲んでたくさん食べたほうがいいのは分かっているけど、とにかく辛い。気持ち悪いししびれているし、そんなこと言われても辛さがよけいにひどくなるだけで全然励ましにも何にもなっていない。もちろんうれしくもありがたくもない。それなら黙ってしびれているところをさすってくれるか、こんなに辛いんだよっていう話をうんうんと聞いてくれるほうがよっぽどうれしいし楽になるのに。」と涙声で言っていました。

これを読んでいるがん患者の身内の皆さん、どうかその方の病気のこと、がん治療のことを自習して下さい。
そして少なくとも、励ましたり元気づけたりするためのお見舞いの電話や訪問でかえって辛い思いをさせるようなことにはならないようにしてあげてください。どうかよろしくお願いします。  (2006.7.25)

2000.1.2(日) こども医療センター入院 264日目 外泊  

[状態]
骨髄抑制

○爽母
夕食、ほとんど食べず。

[食事]
○朝食        キャベツと玉子のラーメン・なると・水100t
○おやつ      チョコレート
○昼食        ラーメン・クロワッサン2個・水100t
○おやつ     せんべい1枚
○夕食      おっとっと(少)・お茶100t
(*夕食が『おっとっと』なのはどうなの? と思われるかもしれませんが、原料が小麦と塩なので食べられない子どもの親としては『主食を何とか食べました』的気持ちなのでした。)


2000.1.3(月) こども医療センター入院 265日目 外泊  

[状態]
骨髄抑制

○爽母
朝、ファンギゾンを飲むとき、ノドが痛いと言う。

[食事]
○朝食        カレー・お茶250t
○昼食        カップめん・カルピス100t
○おやつ      おっとっと
○夕食      ハヤシライス・お茶100t


2000.1.4(火) こども医療センター入院 266日目 帰院  

AFP 8.7(↓)

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 身長87.8p ・ 体重12.05s

[処置]
採血 ・ 包交 ・ フィルター交換 ・ 水の点滴

[採血結果]
好中球        684                             GOT          94
白血球        3600                           GPT           74
ヘモグロビン   10.1                          血小板        23万8000

○爽母
10時、病院へ戻る。今日からお泊りの予定。
好中球は少ないが、白血球の数は多いので明日から治療することとなる。

[医師カルテ]
肝機能障害。8コース目の後、GOT・GPTのベース高め。
ただし今日の結果では経時的にみて下がってもいいはずなのに上昇。LDHも↑。

AFP値からしてrecurrence(*再発)ということはないと思うが、画像チェック。
BM(*骨髄) → 次のコース始める基準(*JPLTの基準)の好中球1000個には満たないが、WBC(*白血球)、PLT(*血小板)からしてよいだろう。6週あいているし、9コース目始める。

[看護記録]
9時30分、帰院。廊下を走り回る。叱って「走らない」と約束するが、走る。
鼻閉、鼻汁かなりひどい。鼻かもうとするが、なかなか上手く出来ず。18時すぎ、祖父面会。
19時50分、ST3(*水の点滴)開始。20時45分、入眠。21時30分、鼻閉のため覚醒。
Dr.Aより肝機能低下しているので、明日の治療は採血結果見てからにするとのこと。

[食事]
○朝食        ごはん1杯・マヨネーズ・お茶
○おやつ      プリン
○夕食        ごはん2杯
○おやつ      オレンジジュース


2000.1.5(水) こども医療センター入院 267日目  治療延期  

AFP 9.5(↑)

[状態]
肝機能障害 ・ 血色素症(*ヘモクロマトーシス)

[処置]
肝臓のCT ・ 採血

[採血結果]
GOT          109
GPT          83

○爽母
抗がん剤は明日からに変更。
肝機能が少し悪いため(*GOT 109 ・ GPT 83)、CTを撮る。
結果は特に心配ないが、輸血を繰り返すことにより鉄分が肝臓に付着して色が白っぽくなるとのことで、実際爽も少し白いと言う。

[医師カルテ]
軽いヘモクロマトーシス(*血色素症)なのか?
(*体内に鉄が増加し蓄積されて臓器障害を起こす病気です。原発性と続発性に分かれ、輸血によるものは続発性です。ひどくなると肝硬変などを起こすようです。もちろん爽の場合は軽いものでしたので、現在は治っています。)

[CT検査結果]      
残肝に腫瘍再発を疑わせるような所見は認められない。
肝実質の濃度は高めで、頻回輸血によるヘモクロマトーシスとして矛盾しない。

[看護記録]
14時、両親面会。Dr.Aから本日のCTについてムンテラ。
15時10分、ネンブタール(*麻酔)、ST、ガストロ注入。15時30分、CTへ。16時帰室。
20時まで覚醒しなかったが、鎮静効いて眠っている間、鼻閉あるも呼吸抑制なし。
覚醒後、飲水少しずつすすみ夕食も摂れる。
覚醒後かなり落ち着きなかったが、22時にベッドに戻すと一人でも入眠出来た。

[食事]
○朝食        ごはん1/3杯
○昼食        禁食
○夕食      ごはん


2000.1.6(木) こども医療センター入院 268日目  第9回抗がん剤投与開始  

[状態]
肝機能障害 ・ ヘモクロマトーシス ・ 頭囲48p ・ 胸囲52p

[処置]
エトポシド投与 ・ イフォスファミド投与

[看護記録]
夜間良眠。朝食後、輸液ポンプのコードを抜こうとしたり、スタンド押そうとしたり、落ちつきない。
9時30分、ウロミテキサン400r投与。カイトリル0.5r投与。10時30分、ベプシド(*抗がん剤エトポシドのこと)開始。
11時、イホマイド(*抗がん剤イフォスファミドのこと)開始。
ルート多いが全然気にせず、身体にからまっても平気である。

○爽母
食欲あり。夕食にマヨネーズごはんを2杯半食べる。

[看護記録]
母よりIVHにビタミン剤入れてほしいと。ドクター「食事も摂れているので」と説明するが、母の希望で明日からメインにビタミン剤入れる。
(*夕方から)排便後自分でオムツをずらし、便のついたお尻で布団上に座り、寝具などを汚染しており、母見つけて注意するも本人全く聞いていない。
面会終了時大泣きするも、母にきちんと「バイバイ」言えている。
お別れ後ナースコール頻回になるが、部屋を暗くし、ナース退室するとすぐに入眠出来ている。
(*「ビタミン剤を入れてほしい」ということをしつこくお願いしたのは、食べ物からビタミンがほとんど摂れていなかったことと、肝機能が悪かったためです。これについては今でも我ながらよい考えだったと思っています。)

[使用薬剤]
・ベプシド 54r                              ・ST3
・イホマイド 1g                               ・5%gm 240ml
・ウロミテキサン 400r                  ・ウロミテキサン 1200r
・カイトリル 0.5r                          ・メイロン 1A
・ラシックス 5r                              ・強ミノ 1A

[食事]
○朝食        マヨネーズかけごはん
○おやつ     プリン
○おやつ      オレンジジュース


2000.1.7(金) こども医療センター入院 269日目 第9回抗がん剤投与2日目  

[状態]
肝機能障害 ・ 微熱

[処置]
エトポシド投与 ・ イホマイド投与 ・採血

[採血結果]
好中球        783                白血球        2900
ヘモグロビン   9.3                 GOT           97
血小板        19万4000        GPT          78

[看護記録]
微熱続く。午前中37度6分。
嘔吐ないが食欲いまひとつ。朝食少量のみ摂取。昼食も始めすすまなかったが、おにぎりにして全量摂取出来る。
ルートトラブルなかったが、ルート多く、からみつくこと多い。下におろすと点滴にかまわず走って行ったりすることあり。
柵をおろすと自分で下におりようとしてしまい危険。
尿潜血(+−)から(++)。
入眠21時。入眠するまでナースコール頻回だが、泣くことなく機嫌良。

○爽父
昼過ぎに会社を出て病院へ。爽の言葉がはっきりしているのに驚く。家にいる時はあれこれ意味のないことを言っているが、何か急に伸びたようでびっくりした。家にいる時はダダっ子だが、病院にいるとお兄ちゃんぽくなるようだ。

[食事]
○朝食        ごはん1くち
○昼食        ごはん
○夕食        ごはん3杯
○おやつ      せんべい


2000.1.8(土) こども医療センター入院 270日目 第9回抗がん剤投与3日目  

[看護記録]
夜間3回起きて「一緒に寝る」と言うが、再入眠スムーズ。
尿pH6.5のため5時30分、メイロン投与。その後pH7.5にアップ。
7時20分、起床。嘔吐ないが吐き気あるのか食事ほとんど食べず。
活気はあり他児とキャーキャー遊んでいたが、母来てから急に「気持ち悪いの・・・」とガーグルベースを抱えるが、唾液が出るのみ。
倦怠感なく活気大。
(*夕方から)嘔吐ないが食欲なく、おやつのせんべいもなめるのみ。
夕食後入眠したため面会終了後はなかなか眠らず。
添い寝で21時10分やっと入眠。
面会終了時大泣き。
なかなか母と別れられず、別れてしまうと今度は、「かんごふさんとねんねする」とナースコール。

[使用薬剤]
・ベプシド 54r                             ・メイロン 1A
・イホマイド 1g                              ・カイトリル 0.5r
・ウロミテキサン 400r                  ・ウロミテキサン 1200r
・強ミノ 20ml                                ・ラシックス 5r・10r・5r

[食事]
○朝食        ごはん1/3杯
○昼食        食べず
○夕食        マヨネーズかけごはん2杯
○おやつ       せんべい(なめるだけ)


2000.1.9(日) こども医療センター入院 271日目 第9回抗がん剤投与4日目  

[状態]
骨髄抑制 ・ 微熱

[処置]
イフォスファミド投与 ・ エトポシド投与 ・ カルボプラチン(*抗がん剤)投与 ・ 採血 ・ 強ミノ投与

[採血結果]
CRP           0.19                        白血球        2500
血小板        14万6000                 ヘモグロビン   9.4

[看護記録]
午前中37度3分。午後より下がる。利尿良好。
食欲はまずまずで、マヨネーズごはん1/2杯食べられる。
ボトル側のフィルターにエアが入ってしまい取れず、ドクター田渕来棟中であったため依頼する。
母帰るときなかなか離さないが、泣かずにお別れ出来る。その後もナースコール多いが、そばにいれば機嫌よい。
(*点滴にエアが入ってしまってそれを田渕先生が抜いてくれるのをじっと見ていたのですが、エアが取れて先生が帰っていく後姿を数秒見た後に爽が突然先生の後姿に向かって、
「どうも!・・・・・ありがと!」と言ったので、「へぇ〜」みたいに皆で驚いたことをよく覚えています。田渕先生も振り返って「おっ!お〜」とびっくりした様子でした。何しろ点滴の管がたくさんついているのにおかまいなしにベッド上でぐるぐる回って管がこんがらがっても全然気にせず、看護師さんがそれを直してしても気にしないタイプだったので・・・。その後も別に気にすることはなかったので、この時だけなぜかどこかのスイッチが入っちゃったという感じでした。)


[使用薬剤]
・ベプシド 54r                              ・イホマイド 1g
・パラプラチン(*カルボプラチンの商品名) 215r
・強ミノ 20ml                                 ・カイトリル 0.5r
・ラシックス 5r                              ・メイロン 1A

[食事]
○朝食        ごはん1/2杯
○昼食        ごはん1/2杯
○おやつ       アップルジュース


2000.1.10(月) こども医療センター入院 272日目 第9回抗がん剤投与5日目  

[状態]
骨髄抑制 ・ 発熱37度7分

[処置]
カルボプラチン(*抗がん剤)投与 ・ エトポシド(*抗がん剤)投与

[看護記録]
夜間パチッと目を覚まし、「看護婦さんとねんねするー」と言う。
添い寝するも笑って眠る気配なし。ピングーのビデオ2時間ほど見て3時入眠。
嘔吐嘔気なし。利尿良好。起きてから機嫌良好、おしゃべりさかん。
尿潜血(−)。
午後37度7分まで熱上昇し、氷枕促すも嫌がり施行出来ず。そのまま自然解熱し、37度2分。
面会終了時大泣き。しばらくすると落ちつき取り戻す。
20時30分、入眠。

[食事]
○朝食        ごはん1/2杯
○昼食        ごはん1杯
○おやつ     ジョア
○おやつ       オレンジジュース


2000.1.11(火) こども医療センター入院 273日目 外泊 

AFP 13(←)

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 腎機能障害 ・ 体重12.04s

[処置]
採血 ・ 水の点滴 ・ 耳鼻科聴力検査

[採血結果]
白血球        1800                           GOT          276
ヘモグロビン   9.7                              GPT          165
血小板        18万

[看護記録]
7時起床。気分不快ない様子。嘔吐なし。食思は不良。
内服は泣きながらだが、吐き出さずに飲む。
9時採血。13時30分、IVHロック。
IVHロックしてから廊下を走り回る。

[医師カルテ]
GOT 276 (↑)
GPT 165 (↑)  VPー16(*エトポシド)・ いつもchemo(*化学療法)後上がるが、今回は一番。
LDH 846 (↑) 高い。
尿中B2MG 6809  イホマイド(*抗がん剤)
NAGT 121.1 化学療法による肝・腎毒性

○爽母
肝機能悪いため、グリチロンという肝臓の薬を使い始める。
午後、耳鼻科受診後、外泊

[看護記録]
16時20分、耳鼻科へ。17時30分、外泊へ。

○爽母
実家母鼻出血のため、父の会社に電話し、帰宅を待って下の子の世話を父と交代し、自分の病院へ行ったとのこと。
そのためしばらく下の子の世話は無理となる。
(*母の鼻出血は後に持病の肝機能障害悪化のための出血と判明。γGTPが4桁となり生検し、肝繊維症と診断されました。)
帰宅後、夕食の「カレー」「ラーメン」「コロッケ」「マヨネーズごはん」いずれも食べたがらず。お茶をたくさん飲む。

[食事]
○おやつ     ヨーグルト
○夕食    お茶漬け2杯・お茶500t!


2000.1.12(水) こども医療センター入院 274日目 外泊一時帰院  

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 腎機能障害 ・ 嘔吐 ・ 吐き気

[処置]
採血 ・ 包交

[採血結果]
好中球        370                             GOT          162
白血球        1000                           GPT           156
ヘモグロビン   8.4                              血小板        10万9000

○爽母
朝食後に1回嘔吐する。

[看護記録]
10時に母よりTEL。IVH刺入部が赤いが発熱はない。
今日は来られないとのことなので明日来棟してもらうことにし、発熱、じくつき出現したら電話してもらうことにする。
17時30分、IVH刺入部発赤強くなったとのことで帰院。
Dr.Aは手が放せなかったため、Dr.Iに包交してもらう。次の帰院15日なので、その時まで包交しなくても大丈夫だろうとのこと。

○爽母
包交のため病院へ行って帰宅後、「気持ち悪い」と言って、うつぶせに丸まる。
肝機能悪くなり始めてから水分をたくさん飲みたがる。

[食事]
○朝食        お茶漬け1/3杯・ヨーグルト1くち・お茶300t
○昼食        コロッケ1/4個・お茶400t
○夕食        なると1/3本・お茶50t
○おやつ       ポカリスエット150t


2000.1.13(木) こども医療センター入院 275日目  外泊  

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 腎機能障害 ・ 吐き気 ・ 下痢

○爽母
朝食時、「気持ちわるい」と吐き気を訴える。
昼から夜にかけて下痢。

[食事]
○朝食        ラーメン1杯・お茶200t
○おやつ      チョコレート
○昼食        うどん(少)・なると1/2本
○夕食      ハヤシライス2杯・お茶150t


2000.1.14(金) こども医療センター入院 276日目 帰院のち外泊  

AFP 14(↑)

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 腎機能障害 ・ 下痢 ・ 嘔吐 ・ 吐き気

[処置]
採血 ・ 包交 ・ フィルター交換

[採血結果]
好中球        360                             GOT          162
白血球        1000                           GPT           152
ヘモグロビン   8.4                             血小板        10万9000
尿中B2MG 15,082(↑)

[看護記録]
10時帰院。帰院後活気あり。走り回る。
12時、外泊へ。

○爽母
検査のため夫が連れて行く。時間がかかり、半休の予定を全休にする。
朝は食欲なし。ポカリのみ。昼食後下痢。
夕食時、カップめんを食べたがったので食べさせたが、半分ほど食べたところで全量嘔吐。

[食事]
○朝食        ポカリスエット(少)
○昼食        スパゲッティミートソース1皿・パン1枚・お茶250t
○夕食        カップめん1/2個・お茶300t
○おやつ       ビーフジャーキー(少)・お茶200t


2000.1.15(土) こども医療センター入院 277日目 外泊  

[状態]
骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 腎機能障害 ・ 吐き気 ・ 嘔吐 ・ 下痢

○爽母
朝食後下痢。
昼食後は嘔吐と下痢。吐物は朝の分も未消化で出てくる。
夕食時、そばを少し食べて吐き気をもよおす。
食後、下痢。

[食事]
○朝食        カップめん1/2杯・お茶200t
○おやつ      チョコレート
○昼食        団子1/3本・お茶100t
○夕食        そば(少)・お茶50t