22 2000.2.13-2.26 (入院306日目〜319日目) |
★ ちょっと寄り道(21) 記憶 | |
昨日外来があって病院の廊下を爽と歩いている時に爽がふと、 「入院していた頃さぁ、お父さんとお母さんが帰る時間になって手を振っていたことは何だかすごく覚えているんだ」 と言いました。入院していたのは2才から3才で、今は9才です。 退院して数年は嫌な記憶もたくさん覚えていて病院へ行くと帰れないんじゃないかと不安で仕方なかった爽ですが、この頃ではそういったこともあまり口にすることはありませんでした。なのですごく唐突な感じがして少し驚きました。 でも安心もしました。 なぜなら、言い方が『嫌なことを思い出した』というのではなく、『そんなこともあったなぁ』と懐かしむ様子だったからです。 こども自身が感じているこども自身の中に流れた歳月というものを妙に感じてしまいました。 「ああ、この子も9年生きていろんなことあったんだよなぁ・・・」と。 「そうか、そんなふうに懐かしそうに言えるくらい成長したんだなぁ・・・」と。 治療していた当時はそんな先のことは想像も出来なかったし、振り返ってみても全然あっと言う間ではなかったけど、『イヤだったこと』の生々しさは着実に薄まってきています。 (2006.9.7) |
★2000.2.13(日) こども医療センター入院 306日目 第10回抗がん剤投与4日目 | |
[状態] |
★2000.2.14(月) こども医療センター入院 307日目 第10回抗がん剤投与5日目 | |
AFP 7.2(↓) |
★2000.2.15(火) こども医療センター入院 308日目 外泊 | |
[状態] |
★2000.2.16(水) こども医療センター入院 309日目 外泊 | |
[状態] |
★2000.2.17(木) こども医療センター入院 310日目 外泊 | |
[状態] |
★2000.2.18(金) こども医療センター入院 311日目 帰院のち外泊 | |
AFP 8.2(↑) |
★2000.2.19(土) こども医療センター入院 312日目 外泊 | |
[状態] 骨髄抑制 ・ 肝機能障害 ・ 背面痛 ・ 微熱 ○爽母 午前中背中の痛みを訴えるので、ラキソベロン(*下剤)飲ませる。 夜、微熱37度4分。 (*この頃の腹痛は「背中が痛い」とか「お尻が痛い」という表現をしていました。うんちが腸の中を移動するのに伴って痛みがある様子だったので、少し硬めの時には下剤を使って柔らかくするようにしました。) [食事] ○朝食 ラーメン1/3皿・お茶150t ○昼食 クリームパン半分・ミルミル1本 ○おやつ ふ菓子3本 ○夕食 スパゲッティミートソース(少)・ハム1枚半・お茶(少) ○おやつ ふ菓子1本 |
★2000.2.20(日) こども医療センター入院 313日目 外泊 | |
[状態] |
★2000.2.21(月) こども医療センター入院 314日目 外泊 | |
[状態] |
★2000.2.22(火) こども医療センター入院 315日目 Bランク | |
AFP 8.7(↑) |
★2000.2.23(水) こども医療センター入院 316日目 Bランク | |
[状態] |
★2000.2.24(木) こども医療センター入院 317日目 Bランク | |
AFP 7.8(↓) |
★2000.2.25(金) こども医療センター入院 318日目 Bランク | |
[状態] |
★2000.2.26(土) こども医療センター入院 319日目 Bランク | |
[状態] |